非正規公務員を正規公務員に転換するのは難しい


役所の人事担当からコッソリ聞きましたが

「臨時職員の数が足りなくて困っている」との事です。


人手不足の波は公務の世界にまで押し寄せています。

かと言って待遇を改善する事は難しいので、恐らく不足は解消されないでしょう。


非正規公務員の待遇を改善する一番のネックは

自治体の予算不足でしょう

これに尽きます。これ以外にありません。


予算が無いから人件費を抑制する→非正規職員で補う

の流れは止まらないでしょう。

無い物は無いのですから(笑)


「非正規職員を正規職員へ登用せよ!」という意見も見ますが

うーん…確かに理想的だとは思いますが

財源どうするのでしょうか?
という疑問が真っ先に浮かびます。


そりゃ待遇改善は心の底から願っていますが

予算状況を見ると素直に言えない心境になります。


仮に、非正規公務員の待遇を見直して

これまでの2倍の予算を投入したとしましょう。

私達は両手を上げて喜ぶとは思いますが

その予算は無限に湧いてくる訳ではありませんので、どこかを崩して捻出する事になります


崩す先は

道路の建設かもしれませんし、学校の設備改修費かもしれませんし

水道の維持費かもしれませんし、福祉サービスかもしれません。

生活に直結する部分を犠牲にして私達の待遇改善をするしかないのです。

(少なくとも財政的に厳しいド田舎は)

私達の給与は上がったけど、誰もゴミ収集をしてくれなくなった


となる可能性だってあります(それはかなりの末期でしょうが)



「自分さえ良ければ自治体がどうなろうと知らない」という人もいるかと思います。

仰る通りですが…

恐らく、そういう人達が職員として働く自治体は確実に消滅するかと。

「もう余談を許さない所まで来ている…」

地方創生担当者の公務員さんなら、きっとこの言葉に賛同して頂けると思います(苦笑)



生活が不便な地域に人は集まりません

公共サービスの質が低い地域に人は集まりません

誰もいない地域に予算はありません

急激な人件費高騰は自治体の寿命を削ります



私は非正規とは言え、それなりに行政を長く見ているので

複雑な心境です。

待遇改善は本当に大切だとは思うんですけどね…


国から「処遇改善手当」のような補助があればいいのですが

生憎、国も余裕のある予算概況ではない事を皆さんもご承知かと思います。

それでも、自治体には余裕がありませんので国を頼るしかないかと。



私が思うに、非正規公務員には

・国からの改善手当支給を実施

・副業を認める

・昇給制度の法整備(正規公務員とは差があるべき)


が必要と考えます。

しかし、考えの根底として

正規公務員と待遇に差があるのは当然

と思います。

難解な試験を突破してきたのですから、優秀な人材を確保する意味でも

非正規と差があるのは当然です。それなりに高額な給与は支払われるべきです。


でも

私達のような非正規も人材なんです



正規と差はあっていいけど

何年働いても待遇が変わらない事が一番の問題です

専門的、または責任のある業務を担当している非正規公務員には

生活出来るくらいの待遇を保証して頂きたいのです。

金は払わないけど技術は出せ!

なんて話は通用しなくなっています。


そんな事を続けたから優秀な人材が地元にいないんじゃないの?

と、いつも突っ込みを心の中で入れています(笑)



外からの移住者を増やす事も大切

同時に

今、地元にいる人間も大切にするべきだと思います



全員が幸せになれる手段など存在しません

それでも、辛い思いをしている人を減らす政策があって欲しい


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